第12節Hアントラーズ戦プレビュー ダービーは結果が全て、やが

前節ダービーの感想は表題の通り。前々節を彷彿とさせる、プレスかけ続けられて全然前に運べず2次3次波状攻撃を受け続ける劣勢の内容。が、だからどうだと言うのだ? ダービーは負けたらおしまい。どんなに素晴らしい過程を積み重ねようが負ければ全てが崩れ去る

 

そう、”負けさえしなければ”全てが許される。そういう意味ではお隣さん、あのヘディングさえ決められなかったら、状況は180度違ってたやろ。あれだけ優勢な内容なんだから”ダービーでなければ”あちらのサポは勝ち誇った負け惜しみを並べても良さそうなものだが、聴こえてくるのは怨嗟と嘆きの声ばかり。もう一度言う、負ける事だけは絶対に許されない、それがダービー

 

その裏返しとして、ダービーは勝てば全てが許される… と言いたいところやけど、そこまで楽観的になれるサポは少数派やないかな。けど、選手諸君、特に殊勲の勝ち越しゴールの加藤ムツキとサンドバック状態を耐え抜いたヨニッチ鳥海の両CB、そしてチームを救う”とっさの片手セーブ”のジンヒョンホントに良くやった、お疲れ様  m(_ _)m

 

ダービー勝利監督として小菊サンにも感謝の意を評したいところやけど、それと同時にジンヒョンの試合後インタビューをよく聞いてくれ、とも言いたい。不倶戴天の敵に勝利したというのに、何や苦~い表情で大久保のインタビューに答える正GK。元々ストイックな人やから辛勝には手放しで喜べへんのやと思うけど、ポツリポツリと現チームの欠点を指摘してくれてるで(流石セレッソ一筋15年、よく見えてるわ)

 

さぁ、週末はこの勢いでもう一つ、絶対に倒しておかないといけない相手との勝負や。セレッソにとって、あれだけ謎に勝ち続けられるFマリの裏返しのような”何故か勝てない”この相手、そろそろ悪しき流れを断ち切ってもエエんとちゃうの?(ホンマ、頼むで小菊サン)