第26節H川崎戦 2年後にはどうなってるか分からない

前回、「何故目標は優勝と言わないのか?」と書いたけど、ここ3試合でセレッソの置かれてる状況がエラく変わっている

 

F東戦、柏戦と上位ではないチーム相手に勝点を取りこぼした段階で、「後ろから追いかけるチームがこの調子じゃ奇跡は起きんな」って諦めモードに私はなったが、私の読みをあざ笑うようにそこから3連勝で盛り返す! ここまでは良くある話だが、何とその間上位チームが軒並み足踏み状態!

 

以前に「逆転出来る勝ち点差=残り試合数は降格圏マッチレースでの話で優勝争いで上の5チーム全部が足踏みするなんて都合のエエ話は無いよ」と書いたのだが、何とその都合のいい話が現実になりつつある

 

これで今節神戸も負けてくれてば相当強気に出られたのだが、アチラも悲願の初優勝に対する執念は相当なモノで見事勝利で首位に返り咲き、セレッソは勝ち点差7をつけられてる、以前薄氷を踏む状況

 

まぁ、次戦鹿島戦を勝ったらその勢いは本物と思ってエエんとちゃうかな? ご存知の通り相性を重視するワタシは、鹿島戦が最もキツい相手だと思っている。何とリーグ戦の直近対戦成績は引き分け挟んで10連敗中! その間コチラもアチラも監督選手が何人も入れ替わってるのにこの一方的な差はもはや相性以外では説明不可能だろう

 

この10連敗の間のアントラーズは嘗ての”常勝鹿島”とは似ても似つかない、取るに足らないチーム。なのにセレッソは勝てない。それは絶対王者フロンターレに何故かセレッソが勝てる事と同じぐらいの、Jリーグ7不思議

 

そう、2年前までは絶対王者で去年まではその風格を残してた川崎は、今は0-3で負けても驚かれないチームにまで落ちぶれたんよね。そりゃ、あれだけ主力をバシバシ欧州に引き抜かれたら弱くなっても当たり前やけど、栄華を誇るチームでも2年先にはどうなるか分からないって今のJの環境に寒気を覚えるわ

 

その兆候は現王者Fマリにも見られ、だからモタモタしてたセレッソでもカモメの背中が掴めそうな現状があって、あのチームも今オフ強化部の打つ手一つで一寸先は闇やで

 

まぁ、我がセレッソも人の事を言えたモンじゃなくて、個人的には完全に過渡期に入ってると思う。そんな大見得切らんでも昨季と今季の第26節のスタメンのあまりの違いを見れば誰でも分かる事やけど(たった1年で毎熊と鳥海以外全取っ替え😅)、成績に落差がないのでサポの間でもあまり話題にはなっていない

 

そう、チーム変革があまり目立ってないって事は、それだけ強化部の仕事がスゴいという事。チームが傾いてから補強やホキョーって叫んでももう遅い

 

思えば昨オフ獲った外国人選手が4人とも当たりなのはスゴい事やし(内2名はJ他クラブで実力を証明済とは言え)、その前数年のJ2オールスターズ路線も慧眼やったし、強化部が凄腕な事が間違いない

 

唯一、監督人事に於いてはポカする事が多いが… 今オフの監督人事、どうするつもりやろ?(続く)