最終戦Gran Premio de Valencia レースとしては面白いDucati GP

Ducati一強に興醒めで暫くMoto GPについて書いてなかったが、実は終盤戦のDucati GP”は凄く面白かった

 

先ずはMartinの台頭。昨シーズンBatianiniとのDucatiファクトリーのシート争いに敗れたMartinだが、その鬱憤を晴らすかのような後半戦の快進撃。特にスプリントは殆んどMartin一強状態で、一時は年間ポイントでトップに立つぐらい躍進した

 

必然、Bagnaia vs Martinの熾烈なチャンピオン争いが生じ、そしてその他のDucatiマシンのライダーも各レースでの優勝争いを繰り広げ、最終ラップまで勝負が縺れたり、ZarcoDi Jannantonioが初優勝したりとか、内容盛り沢山で見てる方はお腹一杯大満足だった。これがMoto GPだと思わなかったら

 

そう、純粋にライダー同士の競争と見れば面白いが、メーカー間の争いの面白みは皆無なんよね。一応、KTMとApriliaが抵抗して競争に加わってるけど、結局はDucatiが勝つは目に見えてるし

 

まぁ、私はとっくの昔に割り切ってたから”Ducati GP”を楽しんでたけど、主催者は問題意識を持っているようで、弱~い日本メーカーを何とか脱落させないような手を打ってきた

 

jp.motorsport.com

 

エンジン開発自由で使える基数も優遇って、随分踏み込んだ措置のような気がするけど、そうでもせんとSUZUKIみたいに撤退されるとか恐れてるんかもな

 

HondaYamahaもここまでされたら勝てるマシン作らんと沽券に関わるやけど、望み薄やろうな。まぁ、来季もワンメイクレースDucati GPを楽しませてもらうわ