'20新加入選手1 西川潤

獲得選手の傾向が昨オフとはガラッと変わり、世代交代を強く感じさせる今オフのセレッソ。その中でも特に注目されるのは西川潤

 

西川は、昨シーズン既に2種登録で試合出場してるのでセレサポ的には新加入というより、同じく前年出場ありの大物新人、南野拓実が上がって来た時と似た感覚

 

南野と言えば新人開幕即スタメンで有名だが、幸いにして右サイドのポジションが空いているので、西川も即スタメンもあり得る(らしい)。今にして思うと水沼の移籍は選手側とクラブ側の阿吽の呼吸もあったような気がする。鹿島の某選手の名言「(選手を)出す事も補強」とは、こういう事なのか

 

さて、西川の活躍に意味を持つのが今年の日程。ご存じの通り、五輪中断期間のせいで例年より前倒しでシーズン開始。ルヴァン初戦は何と2月16日! 暖冬やからエエようなものの、例年並み、もしくは厳寒の年なら長居でも即死やで

 

何れにしても故障を経験した選手にとって、寒い時期に体を動かすのは堪える。なのでシーズン序盤は右だけでなく左サイドもポジションが空く事も考えられる

 

それから、銅像ソウザの後釜の合流が遅れてる事もあり、その穴を奥埜が埋めるパターンもあり得て、そうなるとまた前目のポジションに空席が出る事になる

 

上記は全て可能性だけの話だが、何やら「西川を試合に出せ」の流れが来てるような気がする

 

話題の新人をサッサと使えと言うと、日本ではスターシステムと呼ばれるマスゴミによる新人潰しが懸念されるが、これについても五輪イヤーである事が西川に味方する

 

例年なら話題を独占してしかるべき西川も、今年に限ってはマスゴミのターゲットは五輪組久保建英、堂安、三好、安部、そして食野。これだけ同ポジションに海外組が居ては西川選出は無く、五輪に出ない選手まで奴らの手は回らない

 

まぁ、これでもかとスターシステム対象の選手を輩出してきたセレッソでは、選手もクラブもサポも奴らの手口には免疫がついてるので、仮に五輪に選ばれたとしても無用の心配なのだが

 

ベタな表現だが、運も持ち合わせるのがスター選手。今年の特殊な日程と新GMのチーム若返りの思惑を追い風に、思う存分セレッソ活躍してもらいたい