第31節札幌戦 第一条件を理解してるのか?

前回、ロティーナを切った事を蛮行だと断じたが、その理由を論理立てて説明しよう

 

そもそも、セレッソのチーム作りで何を置いても心がけなければならない必須条件は何か?

 

優勝を目指す事か? 攻撃的なサッカーをする事か? 若手を積極的に登用する事か? 違うやろ。それは、降格しないチームを作る事、やろ

 

この条件をスッ飛ばして良いのは今のJではフロンターレ鹿島だけ。前者は今世紀最強のチームを作り上げたので優勝以外に考える事など無いし、後者は「勝たないと自分達に価値は無し」がクラブ全体に浸透しきってるから何があっても降格せんわ(ウザいけど)

 

それ以外の全クラブはまずは降格しない事から入らないとアッサリ餌食になるし、それを念頭に置いてない監督を起用してるマリノスなどは、危うい賭けをしてると私は思ってる

 

そしてセレッソは、過去をご存じな古参サポなら先刻承知な事やが、不安定さに於いてはJ随一のクラブやないか!

 

「守備的が嫌や」とか、「若手を使ってほしい」なんて第一条件を無視して我欲をゴリ押ししたら降格一直線なのは火を見るより明らかやろ

 

降格しないは負けない事から始まり、負けない事は簡単に失点しない事から始まる、ってのはユンが教えてくれたやろ。その時点でフツーの知能がある人間なら、「以前は攻撃全振りに酔いしれてけど、それは勝てるチームへの道筋ではなかった」と気づく筈やろ?

 

つくづくセレッソ&セレサポが幸運なのは、勝つための鉄則を教えてくれた恩人を裏切る無礼をしたのに、またまた第二の恩師を遣わされた事。そう、El misterが「やっぱり守れる事が勝てるチームやろ?」って再教育してくれたんや

 

これでも理解できない奴は、もはや人類やない。多分、ウチの猫でももう理解してるで

 

この試合、将に先制点を取られなかった事が勝因やないの? ゴリゴリにプレス掛けてくる札幌に押しまくられてボールロストしまくっても、ムキになってガチバトルに出ずに焦らず騒がず守り続ける。するとチャンスはやって来て、それを決めれば、ハイもう勝ち点3は約束されたようなもの

 

こうやって勝ち点拾って絶対に降格しないチームである事はアカン事なんか? 見映えの良い若手並べて派手に攻めるチーム作るギャンブルに出ても、それが容易に当たるとは到底思えんで

 

そしてその暴挙がハズれて降格した時の悲惨さについては、次回に追い追いと... (続く)