リーグ終盤戦に大失速中のセレッソ。最終節もそのチーム状態を遺憾無く示すようなズッコケぶり。もう監督更迭派の私が正しかった事は子供でも分かるやろう(続投支持派はマトモな反論出来る?)
但し、多くの更迭派が不満をぶちまけるように単にダメ出しするだけではあまり建設的とは言えない。私が前から言ってるように別に小菊を全否定してる訳やない。「もうセレッソでは限界ですから、ヨソ行って心機一転その能力を発揮されてはどうですか?」という前向きな監督交代提言をしたいのであって、それをデータを用いて説明してみよう
私が「もう限界やろ」と感じたのはリーグ終盤での失速ぶり。ここ2年、ラスト10試合で如何に失速したかと言うと…
'22 2勝4敗4分 得点7 失点11 勝点10 最終順位5位
'23 3勝6敗1分 得点7 失点9 勝点10 最終順位9位
本当は「ラスト8試合で1得点しか取れてない!」のデータで小菊政権の末期ぶりを強調したかったが、それではあまりに恣意的なので一般的に良く用いられる10試合という数字で見る事にした
こうして見れば一目瞭然、ここ2年殆んど同じような成績で1試合勝点1ペースに失速している。御存知の通り、1試合勝点1は降格チームのペースである。1年トータルでは上位なのに終盤はこの数字という事で如何に失速してるかが分かるだろう。それを2年も続けたという事は、つまり来季も同じ事が繰り返される公算が大きく「優勝なんて夢のまた夢」と私は失望した訳
ちなみに前任の2名は最終年の終盤どうだったかと言うと、
'18 4勝4敗2分 得点9 失点11 勝点14 順位7位(ユン)
'20 3勝3敗4分 得点10 失点12 勝点13 順位4位(ロティーナ)
クビを切られた年なのでイマイチパッとしないが、それでも小菊よりは上の内容よね。で、最終順位がこの2名より上なら続投の大義名分にも出来たが、ロティーナの4位どころかユンよりも下回ってしまった。それで小菊だけ続投では監督評価に於いて不公平極まりないクラブと言わざるを得ない
ハイ、もう皆さんお分かりですよね。ユンロティーナより明らかに劣る小菊が夢の4年目に突入出来た理由が。前2名がガイジンで小菊が日本人やから? いやいや、流石にそこまで人種差別的なクラブやないで。理由は簡単、他2名は単なる雇われ、しかし小菊サンはセレッソファミリーやから
身も蓋もない身びいき人事やけど、セレッソとはヤンマーサッカー部なんやから仕方がない。ヤンマー生え抜きの森島がシャチョーで、同じく生え抜きの梶野がGM、そしてまたまた生え抜きの小菊サンが監督を務め、チームの顔は現日本代表の毎熊でもなくこの5年間チームの柱だった奥埜でもなく、またまた生え抜きの香川真司…
なんか中世欧州王朝顔負けの血縁人事やな。まぁ、クラブ毎にカラーはあるけど、あんまり血が濃くなりすぎるとハプスブルク家みたいに滅亡するで