'24名古屋モーサイ訪問記其の参 夢の装備、Eクラッチ

前回、あの異常な入場待ち列は何やったんや?と書いたが、2年前との違いは会場内でも際立ってた。例えば一番人気のHondaブース、前回は1時間は待ちを覚悟せねばならんかったが(だから比較的待ち時間の短いSuzukiに先に行ったのだが)、何と今回は待ち時間ゼロ! よくある別業界の展示会の如く、フツーに即ブース入り出来た

 

で、Hondaと言えば一目散に見に行ったのが、この超注目モデル

 

今回の最注目モデルの一つの筈なのに、意外と人が群がってなかった

 

ツーリングライダーの夢の装備、Eクラッチを導入したCBR650R。一般ライダーには全然注目されてないのと対照的にやたらプロ系ライターに注目されてるのは、ツーリング派にも峠派にも理想のメカだから

 

エンジン右側に少し張り出してるのが、夢の装備Eクラッチ

 

かくいう私もこれが発表された時、究極のツーリングアイテムだと大注目してた。何でそんなに理想的なのか、それは自分でクラッチ操作が出来る上にオートクラッチも実現してるから

 

ハッキリ言って硬派ライダーにとって通常のクラッチでも何ら不満はないんよ(スリッパークラッチはあってもいいけど)。私に至ってはクイックシフターすら必要ないと思ってる。あれはサーキットでタイム削る為の装備で、クラッチ操作も含めてのギアチェンジがMTバイクの醍醐味やん、と

 

が、そんな私でもウンザリするクラッチ操作が渋滞にハマった時。前が進んだからクラッチミートから前進したのに直ぐに前が詰まってクラッチ握ってストップ。これの繰り返しは左手の疲労も然ることながらウザさに兎に角ウンザリする

 

峠ではクラッチ操作を楽しんで、街中に帰って来て渋滞ハマったら楽々オートクラッチ。これこそ理想のツーリングライフではないか!

 

しかもこのEクラッチ、スロットルバイワイヤでなくてもダウンシフトのオートを可能にしてるらしい(CPUはシフトダウン時のショックを吸収する程の微妙な半クラが出来るのか?)。これはオートシフター大好きの貴兄にも朗報じゃないかな

 

私の読みではこの装備は大ウケする。今はその価値に気づいてない硬派ライダーも口コミでその良さを聞いて「それを俺のふぁいやーぶれーどにも付けろよ!」って必ずなる

 

ノンカウルの兄弟モデル、CB650Rにも採用されてるので他車種にも展開される筈

 

そして私の狙いは次期型CBR250RRに採用されたら… ホンネは今のに後付出来たら最高なんやけど、流石にそれは無理か (続く)