開催地の関係か、日本時間で夜７時という実に観戦しやすい時間に放送された準決勝。といってもA代表戦のように地上波でやってる訳ではないのでゴールデンタイムでやってようが全然世間の話題にならないのだが、仮に地上波放送だったとしたら北野は一躍スターダムに駆け上がる大チャンスを逃したな
そう、PK戦まで延々３時間近く続いたこの一戦、延長終了付近に日本に勝利への３点目ビッグチャンスがあったんよ。右サイド深く抉ったSBからのグラウンダーのクロスがゴールエリア付近で待ち構える北野の目の前にやってくる！ なのに枠に飛ばしきれずフカしてしまう…
ちなみに北野には延長前半にも大チャンスがあって、右からのアーリークロスをファーでフリーでドンピシャのヘディング！ だったのにそれも決められない…
昨季の北野を見て大半のセレサポが思ってるであろうが、この決定力の無さは深刻よ。十人並みの選手やったらいざ知らず、この時点で（年代別とはいえ）代表の10番背負う＝主役を張ろうという立ち位置の選手としては致命的
ちなみにヨニッチの高さの衰えを指摘した時に公正さを保つ為にビルドアップ能力の著しい向上も指摘した私は、北野の優れた点もアピールしておきたい。それはゴールにつながるラストパス能力
準々決勝に続きこの試合でも１点目のアシスト。そして受け手が決めてくれさえすれば…の”アシスト未遂”もこの２試合だけでも数本あった。つまり非凡な選手である事には間違いないけど、FWやる選手としてはやっぱり得点がないと…
まぁ、小さい頃から厳しい競争を勝ち抜いてきた選手やから点取らなアカン事は言われんでも分かってる事やと思う。なので香川南野に続きたかったら、この課題を何としても克服してくれるやろ
という期待を抱いてセレッソでの北野の活躍を期待しておこう。香川の活躍なんかいつまでも続くとは思えんから、その時にチームを救うのは君やで
