La Copa Mundial Cuarto de final contra Suecia プレビュー まだ世間は振り向いてくれない

女子W杯については今まで殆ど触れなかったのに今更記事書くのもケーハクなグローリーハンターっぽくて嫌なんだけど、元来勝ち馬に乗るのが馬券師、その血が騒ぎ始めて…

 

とは言っても、やれ戦術がどうだやれ楢崎正剛似監督の人選が素晴らしい等のハナシは戦術クラスターサン達に負かせて、私が気になったんが快挙に反して反響の少なさ

 

ノルウェーに勝って4連勝快進撃を決めた翌日、私はなでしこの話題一色になってると予測したが、実際はそうではなかった。モチロン、サッカーの話題に限ればNo.1だったが、2011年初優勝時のような”猫も杓子も”ってな扱いでは決してなかった

 

聞くところによると視聴率も野球のオールスターと似たりよったりの低迷ぶりだったらしいから、如何に世間から関心を持たれてないかがよく分かる

 

何でこんなに話題にならないかは、子連れでフランス旅行しちゃった非常識な国会議員とか、ハッパとおクスリ出てきても未だに責任逃れする某有名大学ガクチョーとか、最近は他に下世話な話題になるネタが満載やからやろ。つまりサッカーフリークの間では当然話題になってるが、そうじゃない一般層には届いていないという事

 

サッカーフリークではない一般層を振り向かす、実はこれはなでしこにとっては至難の技。それは開幕前に放映権を買うか買わないかが直前まで決まらなかった事で分かるように元々女子サッカーが不人気で、そしてここからが重要なポイントなのだが女子は既に優勝経験があるから

 

どんなマイナー競技でも史上初の世界一!となったら世間は振り向くもの。逆に前回優勝で次回は準優勝とかやったらどうやろう。世界2位とか一般的にはかなりの快挙やけど、前回比で悪化した成績なのでやっぱり感動は薄くなってしまう

 

端的にいうと、なでしこはベスト8に来たぐらいじゃ驚かれないという十字架を背負わされてる。それは男子のブラジル代表がベスト8ぐらいじゃ誰も評価しないように。なので世間を振り向かせる為には優勝しかない

 

という訳で「準々決勝如きは勝って当たり前、何故なら私達は優勝するしか未来への道は開けないのだから」ぐらいの気概を持ってこの試合に臨まなきゃならん

 

このあたりは優勝未経験のマイナーJクラブサポには免除されてる苦難。セレサポにとって準優勝どころか3位になるだけで「過去最高タイの好成績!」となる訳で(情けないハナシやが)

 

いやぁ、強いとかメジャーな存在も、それはそれで辛いもんがあるよね