国際親善試合 vsCanadá Jでもエエんとちゃうの?

9月の欧州遠征シリーズに引き続き代表メンバーに選出された、我がセレッソ毎熊晟矢。先発起用されたトルコ戦でのデキが良かった事&国内開催という事でまぁ選ばれるだろうとは思っていたが、先発メンバー発表で名前があった瞬間、私の見る気が俄然ヒートアップ!

 

現代サッカーではサイドバックは慢性的に人材不足なポジション。だから長友や酒井ゴリのように抜きん出た選手が出ると永きに渡り「この人に頼りっきり」になってしまう訳だが、両者の”代替わり”となった今、代表で最もスタメンを狙えるポジションとなった

 

左中山&右菅原あたりが一番手と目されてるが、前任者のような鉄板レギュラーじゃないので”新参者”にも十分チャンスあり。そう思いながら、またもや毎熊カメラと化して試合を見る

 

するといきなり右サイドに抜け出す南野へスルーパス。そしてそこから前へ出て田中碧の先制点の繋がる一連の攻撃に絡む! よしよしいいぞ、セールスポイントの攻撃力でさっそくアピールや

 

と思ってると、相手PKの”起点”となるプレーを始め何度か右サイドを崩される。何れもマーカーにボールが入った時に当たりに行ってフリック気味のパスで交わされたものなのだが、やっぱり攻撃面ほどは守備面ではアピール出来ないか

 

とは言え1対1で抜かれた訳でなく、それに途中からはバイエルンのビッグネームである対面の動きにも慣れて何とか食らいついていく。同ポジションのライバルも全盛期長友ほどの鉄壁さではないが、これくらい守れてたら及第点か

 

そう思って安堵してたら、バックラインからの好フィードや相手セットプレーからのカウンターのドリブル持ち出しなど、注目してる者だけが分かる好プレーを連発。一般ウケはしないと思うけど、このオフェンス力は監督にはシッカリ伝わってる筈

 

後は気になるのは出場時間。衝撃のデビュー戦は前半のみの出場、この試合でも新参者は交代の対象にされるだろうなと心配してたが、次々掲げられる交代サインボードに26番は挙がらない。そして日本の最後の交代選手は橋岡! やばい、右SBの選手やんか! とうとう毎熊が下げられるのか… と思って見ると下がるのは南野拓実??? あっ、毎熊はポジション変更か!

 

毎熊の能力が1番発揮出来る(と私が思ってる)右ウイングでの起用が代表戦で見られると思うと感慨ひとしお… とふと思うと、この試合の毎熊はセレッソで見るいつもの毎熊と何ら変わらない事に気づく

 

毎熊以外の全選手にモザイクかけたら、「あぁ、今日も毎熊はセレッソの右サイドで頑張ってっるなぁ」てな感想が出るやろ。つまり、トルコ代表やカナダ代表の試合は、Jの普段の試合と強度が変わらないのでは???

 

う~ん、とうとうJもこのレベルまで来たか。W杯で元フロンターレの谷口が全く遜色なく通用してた時に薄々気づいていたが、毎熊という尺度がそれを鮮明にしてくれた

 

この2試合の活躍で、毎熊が欧州スカウト陣のJからお買い上げリスト筆頭に載ってる事は間違いない。が、しょーもないオファーやったら強度の変わらないJでプレーし続けてもエエんやで

 

と毎熊のセレッソ残留を祈ったりする(無理のあるシナリオか?)